「あんた、太った原因、その酒や!!」
この言葉にドキッとしましたか?
こんにちは。自分の美と健康のマネジメント力をつける!
エッセンシャルボディ Mutiara~ムティアラ~の服部雅代です。
お酒好きの人の中には「甘いものが嫌い」という方も多いのですが、実は、お酒の飲みすぎも太る原因です。
今日は、
自他共に酒豪と認める友人C子にもアドバイスした、
お酒の飲み過ぎで太ってしまった人が今すぐ取り組むことをお伝えします。
まずC子が飲んでいるお酒の量、頻度を確認しました。
私「どれくらい飲んでるの?自分が飲んだ量教えて」
C子「ワイン1本空けて、最後は焼酎ロック1杯でしめる」
私「それをどれくらい飲んだの?」
C子「毎日やで」
私「・・・(唖然として声が出ない)」
C子「私、アルコール強いねん。遺伝ちゃうかな。だんだん酔わんくなったし」
ここで冒頭のセリフ「あんた、太った原因、その酒や!!」と私は叫んだのでした。
飲酒でなぜ太る?
まず、飲酒でなぜ太るのか。
それは、アルコールに含まれる糖質の影響で血糖値が上がるからです。
血糖値の高まりは、インスリンを分泌させ脂肪の元となるグリコーゲンが発生し、脂肪細胞へと蓄積されてしまいます。
その大切な役割をするのが肝臓です。
※詳しくは、こちらの記事も参照→知っているのと知らないのではこうも変わる!アルコールを飲みたい人の太らない方法
実はアルコールは体にとっては“毒”なので、すぐさま肝臓はアルコール分解を行います。
アルコール分解中、脂肪蓄積できないのでグリコーゲンは肝臓を素通りし脂肪細胞へと行ってしまいます。
またアルコールは1度に完全分解できないので、
一旦「アセトアルデヒト」という有毒なものに変換してから
無毒の「酢酸」に分解します。
この「アセトアルデヒト」の分解が遅いと赤くなったり二日酔いの症状が出やすくなるのですが、
アルコールと「アセトアルデヒト」は発癌性があると言われています。(厚生労働省e-ヘルスネット「アルコールと癌」より)
ポイントは、お酒の量と頻度です。
お酒の適量とは
「お酒の適量」をご存知ですか?
これは、肝臓の大きさに左右されるそうです。(女性は男性より小さいし、体重にも比例する)
もちろん遺伝子も関係するそうですが、男性の場合で以下のように出ています。
*厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトより抜粋
*1ドリンク量(=単位)とは純アルコール10gのことであり、基準摂取量として使用、飲酒の最低量ではない。
お酒の種類によってアルコールが含まれている濃度も様々なため、
純アルコール量で比較すれば、酒の種類や強さを考えずに影響が推定できることから、単位と定めたそうです。
C子「これだけ?こんなんちょっとやん!」
私「そうやで。1日22g以上の飲酒(日本酒1合換算)で
がん・高血圧・脂質異常症など生活習慣病や脳梗塞の危険が高まると言われてる。
しかも休肝日は最低でも週2日作るのが好ましい」
C子「そうなん!でも全然酔わへんねんけど、私の肝臓、強いんちゃう?」
C子の言う通り、確かに遺伝子が関係することもあります。
飲み続けることで分解速度が早くなることもあります。
でもそれらよりも
脳がアルコールに対する感受性が下がるから飲み続けられるのです。
加えてアルコールは耐性(長期間摂取すると薬物の効果が減少すること)という性質があるためで、
結果として飲酒量が増えるのです。
今すぐやるべき3つのこととは
C子のように基準量を超えて飲んで太ってしまった方は、肝臓の働きを正常にしましょう。
それと並行してダイエットに取り組みましょう。ポイントは3つ。
-
- 断酒
- ストレス・イライラを減らす
- 分解する栄養素を摂る
細かくみていきましょう。
断酒する
お付き合いなどはできるだけ調整し、断酒をしましょう。
※上記、基準摂取量(アルコール10g)であれば断酒の必要はありません。
期間は1ヶ月くらい。
難しい人は、アルコールへの依存度が高いと判断できるそうです。
1ヶ月の断酒が終わった後は、アルコールへの反応が多くの場合リセットされます。
たくさん飲んでも酔わないと豪語していたC子も、断酒後はワイン1杯目で酔いを感じるようになったと言います。
断酒後に改めて「アルコール基準摂取量」を意識し、週2日以上の休肝日を作っていくことを癖付けていきましょう。
断酒が難しいなと感じる方は、ぜひ私にお声かけください。
習慣を変えることは、それに応じた環境を作らないと難しいため、
誰かを巻き込んだり、寄り添う人が必要です。私が力になりますので、お問い合わせください。
ストレス・イライラを減らす
アルコール分解で疲弊している肝臓。
それに加え、ストレスも肝臓の働きを悪くします。
ストレス回避のためとはいえいきなり環境を変えるのは難しいことと思いますので、ストレス解消法の提案をします。
・リラクゼーション(休息)
・リフレッシュ(気分転換)
・レクリエーション(娯楽)
この3つはストレス解消の3Rと言われていて、副交感神経に切り替えることができます。
あなたにとっての、3Rはなんですか?
ぜひ書き出して1つでも実行してみてください。
分解する栄養素を摂る
上記2点が、新しい脂肪を増やさないためにすることに対し、
3つ目の「分解する栄養素を摂る」は、今ある脂肪を減らすことです。
ダイエットは、この新旧両方の脂肪に対して対策をしないと痩せることはできません。
ダイエットに欠かせない栄養素はビタミンB群です。
中でもナイアシンという栄養素は、
アルコールや二日酔いの原因となるアセトアルデヒトを分解する時の補酵素として活躍するため
飲酒量が多い人ほどその消費量は増えます。
ビタミンB群はこんな食品に含まれています。
ビタミンといえば野菜と思っている人も多いかもしれませんが、
ビタミンB群は野菜以外のものに含まれていることが多いです。
これらビタミンB群が、糖質・脂質・タンパク質の代謝に補酵素として関わることから
ダイエットに欠かせない栄養素になっています。
中には過剰に摂りすぎるとNGなものもありますので、気になる方はぜひ当店までお問い合わせください。
まとめると
飲み過ぎで太ってしまった方がすぐやるべきこと3つとは、
-
- 断酒
- ストレス・イライラを減らす
- 分解する栄養素を摂る
です。
肝臓の働きを正常に戻し、ダイエットに取り組んでくださいね。
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一人で難しいなと感じる方は、ぜひ私が力になりますのでお問い合わせください。
ご自分のアルコール分解に対する遺伝子を知っておきたい方は、当店で調べることも可能ですのでぜひお問い合わせください。